佐土原町の住宅街の一角にひっそりとたたずむ花屋さんを発見しました。
良い天気にも恵まれ、木目調際立つおしゃれな外観に目を奪われお邪魔してみました。

入ってすぐ右手には可愛いラッピングに包まれたドライフラワーやアンティークものが、日差し差し込む店内を一層鮮やかに彩ってくれています。

■お花にバリエーションを、、
オーナーのハウルさんと奥さんの若夫婦で営んでいるこちらのお店。
「arpatoale(アルパトーレ)」
お店の名前は完全な造語らしく、奥さんの名前とアトリエという言葉を捩って考えたそうです。
「アトリエではるかさんが花を創る」、こんな意味がarpatoaleという名前に込められていたんです。なんだか一つの物語って感じで良いですね。
この店では、ここにしかないオリジナリティ溢れる可愛い花屋さんをコンセプトにされているそうです。お花を買いにやってくるお客さんに、喜んでもらいたい一心で手掛けるお花へのラッピングが、他の花屋さんと大きく違っていました。一般的な花屋さんのラッピング資材は3枚ほどですが、この店では10枚と、約3倍のラッピング資材を使って独特の演出を創り出してくれます。そこには飽きない、いつまでも新鮮な「お花」を楽しめるようにというはるかさんの思いが込められていました。
ラッピング資材が10枚も施された花は、その日によってラッピングを1枚、また1枚と外していくことで色んな演出も楽しむ事も出来ます♪

■ドレス
皆さんは「ドレス」と聞いて最初に想像するのは、花嫁さんが結婚式で着る洋装のウエディングドレスかと思います。一生に一度の結婚式として綺麗に可愛く着飾りますよね。
このお店では、折角の可愛いお花が台無しにならないように、ラッピングにも注力し、もっと可愛くお花を着飾りたい、そういった意味から「ドレス」と名付けているんだそうです。

■花とのふれあいをもっと、、
arpatoaleではラッピングにもとことんこだわり、付加価値を付けることでより一層見て楽しんでもらいたいと日々心を込めて提供しています。人と花との距離を近づけたいという思いもここにあり、花の魅力をもっと知ってもらいたいというご夫婦の願いがふつふつと伝わってきます。

■最後に
ハウルさんに色々とお話を聞いていく内に、私も花への関心が少しづつ湧いてきたように感じます。「来るお客さん一人一人に親身になって対応していきたい」と語るハウルさん。他の花屋さんでは感じることのできない何かを、ここに来ればきっと味わえると思います。人と花との距離を近づけたいという強い想いを感じたひと時でした。

■基本情報
名 称:arpatoale(アルパトーレ)
住 所:宮崎県宮崎市佐土原上田島3855-2
電話番号:080-8356-8433
営業時間:11:00~18:00
定 休 日:不定休
インスタ:https://www.instagram.com/arpatoale/