

■「べしゃり家しょうご」
「べしゃり」とは「喋る」から来ている言葉とのこと。「おしゃべりが大好きなんです」と語るオーナーのこだわりは、ただ料理を提供するだけではなく、料理にまつわるこだわりやストーリーも一緒に提供することです。
「べしゃり家しょうご」では、おいしいお料理と、お客様との一体感を追求するオーナーの思いが体現された接客を楽しむことができます。

■「名前で呼んで欲しい」お客様との一体感を求めて
「べしゃり家しょうご」では、オーナーも含めスタッフがつけている名札に役職などはなく、ひらがなで名前が書いてあります。その理由をオーナーに教えてもらいました。
「お客様からはスタッフのことをできれば名前で呼んで欲しいという思いがあって。僕自身も『店長』や『マスター』と呼ばれるのではなく、『しょうご』と名前で呼んで欲しい。
そのために名札を導入しています。スタッフの名前も親しみがわいて呼びやすいように、本名をもじったものにしています。そして表記をひらがなにしている理由は、子どもさんからもちゃんと呼んで欲しい、という思いから。
僕たちのテーマとして、お客様との一体感を作ることを何よりも大切にしています」
■かっちりとしたスタイルから、お客様の居場所を作るスタイルへ
以前は寿司屋などでお仕事をされていたオーナー。かしこまったタイプのお店が多かったそう。その後オーナーの師匠でもある親方さんのもとで働くことになり、あまりにも今までとは違う環境に驚いたそうです。
「お客様と手をたたき、喉の奥まで見えるくらいに大きな口を開けて笑い合う…そんな環境が飲食業界にもあったんだな、と驚きました。そしてそんな環境が一番自分に合っているなって思ったんです」
独立の夢を半ばあきらめていた頃の出会い。
オーナーは自分の好きな場所で、自分の好きな仕事を、自分の好きな人たちとしたい。そんな思いを胸に「べしゃり家しょうご」を開店しました。


■お通しは店からのご挨拶。こだわりのおすすめ料理もご紹介!
「べしゃり家しょうご」では、お通しにもこだわっています。
夏は茶そば、冬はおでんなど、一手間かかった手作りの逸品が提供されます。「お通しは最初に出るものなので、いわば店からのご挨拶なんです」とオーナー。
そしておすすめは『豚のとろとろ煮』と『バジル&チーズのピザ』。
特にバジル&チーズのピザは、オーナーの師匠でもある親方譲りの逸品です。ぜひ一度食べてみたいですね。
また「べしゃり家しょうご」ではLINEアットでほぼ毎日おすすめを紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

■これからの飲食店の在り方。目指していきたいもの
「世の中にはたくさんの居酒屋さん、料理屋さんがあります」そう切り出したオーナーは、「べしゃり家しょうご」のこれからについて語ってくれました。
「いろいろなお店があって飽和状態といってもいい中、おいしいものを出せばお客様が来てくださる、という時代ではなくなっていて、みんな「おいしいものプラスアルファ」を求めているのではないでしょうか。
そんな中で、もちろん料理もしっかりと大事にしていますが、49対51くらいで接客の方を大切にしたいと考えています。
何があってもお客様を優先する姿勢を、店で働くスタッフにも伝えています。
幸い僕の考えを理解してくれているので、みんなしっかりと働いてくれて、もしこのお店を辞めて他に行ったとしても、どこに出しても恥ずかしくないように育っています。」
提供する料理だけではなく、お店を共に支えるスタッフの育成にまで尽力するオーナー。
オーナーの大切にする一体感は店のスタッフにも浸透し、その接客と丁寧な仕事のされた料理を楽しめる「べしゃり家しょうご」は、まさにお客様ファーストのお店でした。
■基本情報
名 称:べしゃり家しょうご
住 所:宮崎県宮崎市佐土原町下田島20031-0 グレートロック1階
電話番号:0985-67-5288
営業時間:17時30分~24時(ラストオーダー23時)
定 休 日:水曜日
公式LINE:https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=522ipoti
Twitter: https://twitter.com/besyariyashogo