レコードの流れる喫茶店でゆっくりしませんか?
今回は宮崎県高千穂町に今年5月に新しくできた喫茶店&ミュージックバー「喫茶Gメン」さんを取材し、お店の特色や看板メニューをお聞きしました。

■レコードが流れる喫茶店。時々ミュージックバー
「喫茶Gメン」さんは喫茶店でありミュージックバーでもあるお店。
店主は大の音楽好きということで、店内ではレコードの心地よい音楽が鳴っています。
今年の5月末にオープンしたばかりだという同店。
お店を始めたきっかけは、もともとお店をやりたいという夢を持っており、定年を間近に控えた今、「今のうちにやりたいことをやりたい。これからの人生を逆算し考えたときに元気なうちに実現させたい」と一念発起。
もともと音楽が大好きでレコードに触れた事がしたいということで、“レコードの流れる喫茶店”を始めたのだそう。

■看板メニューはクセになる“高千穂甘辛ビーフカレー”
「喫茶Gメン」さんの看板メニューは、“高千穂甘辛ビーフカレー”。
関西出身の店主は、関西で食べていたという大好きなカレーがあるのだとか。そのカレーははじめは甘いが食べていると後から辛さがやってくるのだそう。
そのカレーの味を自分のお店でやりたいと試行錯誤を繰り返し、ようやくそのカレーの味の再現に成功。関西では有名だというその味と変わらぬ味にたどり着きました。
さらにそのカレーに高千穂名物である“宮崎高千穂牛”を投入。
トロットロになった高千穂牛が、はじめは甘くあとから辛くなる関西カレーと絡みあい、一度食べたらクセになる“高千穂甘辛ビーフカレー”が完成しました。
宮崎では珍しい味のカレーが高千穂牛と絡み絶品です♪
ぜひご賞味ください。
このカレーは夜のバー営業の時も食べられるということで、夜ごはんとしても食べられますよ♪

■チキン南蛮もあります
「喫茶Gメン」さんでは“高千穂甘辛ビーフカレー”の他に、チキン南蛮ランチやデミグラスハンバーグも提供。
チキン南蛮は宮崎名物なので、観光客の方で「宮崎名物が食べたい!」という方にとっても嬉しいですね♪
その他、バタートーストやあんバタートーストといった軽食も食べられます。
ランチが17時まで食べられるというのも嬉しいポイントですね♪

メニューはこちら

■レコードを聴きながらのコーヒータイムもどうぞ
レコードを聴きながらコーヒーでひと休み。「喫茶Gメン」さんはそんな時間にもおすすめです♪
コーヒーやアールグレイなどの他に、コーラなどソフトドリンクもラインナップ。中には、色とりどりのソーダ水までありますよ♪
レコードの流れる店内で、高千穂の街並みを眺めながらゆっくりとしたひとときをお過ごしください。

■金土の夜はミュージックバーに
「喫茶Gメン」さんは、通常は昼のランチ営業をしていますが、金曜と土曜の夜はミュージックバーになります。
ビールやハイボール、サワー、梅酒、ウイスキー、焼酎とひととおりのアルコールが並び、軽いおつまみとして“缶詰”もあるんです!
最近は自宅でのおつまみ用として発売されているほど缶詰が大人気なんです。
“やきとり”や“サバ味付け”、“オイルサーディン”など…7種類ほどがラインナップ。
缶詰が好きな方はもちろん、缶詰フードを食べたことがない方も、ぜひ食べてみてくださいね。
軽くお酒を飲みながら、レコードのいい音でいい音楽を聴いてゆっくりとすごす。
そんな場所になれればとオーナーさんはお話しされていました。

■地元の方との交流も大事に
「喫茶Gメン」さんは、地域活性化にも積極的に取り組み、今年9月にはまちゼミの講師もするのだとか。
まちゼミとは、地域活性化のために商工会議所と地域の店舗が協力し、開催するゼミのこと。地域のお店の人が講師になり、専門的な知識やコツなどを無料でお客様に教えてくれるのです。
“お客様”は興味のあることを楽しく学べ、“お店”は地元の方と交流でき、“まち”は盛り上がる。
三者それぞれにメリットがある“まちゼミ”は全国的に大人気なのだとか。
その“まちゼミ”が高千穂町でも今年9月に行われるそうで、その際に、レコードの魅力や音声配信アプリのノウハウを伝える講師として店主は参加するのだそう。
レコードのゼミは、お好きなレコードを家から持ってきてもらって聞いたり、お店のレコードの音を聞いたり、レコードに触れてみたい・音楽が好きという方が楽しめるゼミに。
音声配信アプリのゼミは、店主自身も配信をしているという音声配信アプリ“スタンドFMアプリ”の配信方法や楽しさを伝えるゼミになっています。
「音声配信をすることで、コロナで人と会えない時にも、配信アプリを通じて人とコミュニケーションが取れる。ケータイ1つで出来るので、年配の方にも利用してもらいたい。」とお話しされていました。
ぜひ、オーナーさんの“まちゼミ”に参加してみてください♪

■まとめ
今回は宮崎県高千穂町にあるカフェ&バー「喫茶Gメン」さんを取材しました。
店主は「レコード世代の方には、レコードの音を懐かしんでもらい昭和を感じられるお店に。若い人にはレコードを通じて古いアナログの世界を感じて欲しい。」とお話しされていました。
「地元の方との交流を大事にしたい」と話す「喫茶Gメン」さんには、観光客だけでなく、地元の方もたくさんいらっしゃるのだとか。
レコードの良い音で音楽を聞きながらゆっくりと過ごしに、“高千穂甘辛ビーフカレー”を食べに、ぜひ、「喫茶Gメン」さんに行かれてみてはいかがでしょうか。

■店舗情報
店 舗:喫茶Gメン
住 所:宮崎県
電話番号:080-5302-2311
営業時間:ランチ:11~17時
バー:18~22時(金・土)
定休日 :木曜日
店舗HP :https://r.goope.jp/kissagmen
Instagram:https://www.instagram.com/gmen_75/